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生産性の高い新しい STUDER研削盤 S36

STUDER生産円筒研削盤 S36

S36には固定式研削ヘッドが装備されています。また、研削砥石の角度は0度、15度または30度から選択できます。先端幅は650mmであり、最大ワークピース重量は150kgです。実証されたコンポーネントを採用しました。Granitan® 製の研削盤ベースや高精密転がり軸受のあるワークピースヘッドストックなどです。

新しいSTUDER生産円筒研削盤 S36の研削ヘッド

対応するワークピース/市場セグメント

研削盤コンセプトはチャック部品とシャフト部品の生産性の高い外面研削向けに設計されています。 STUDERのS36は幅広い分野で使用できます。金型および工具製造から、航空宇宙産業、そして、油圧システムや自動車産業向けの部品の製造まで対応します。

理想的な費用対効果を提供する最新の研削技術

新しい研削盤の優れた特徴の1つは大型の研削砥石です(直径610mm、現在の最大幅125mm)。S36はその研削盤カテゴリの標準を上回ります。さらに、S36には C.O.R.E.OS が搭載されています。UNITED GRINDING グループのブランド全体で統一されたスマートなオペレ―ティングシステムには、タッチパネルが採用されています。直感的な操作ができます。一貫した C.O.R.E.ソフトウェアアーキテクチャによって、容易に研削盤の間のデータ交換ができます。統合されたumatiインターフェース経由でサードパーティ製システムともデータ交換できます。さらに、追加のハードウェアを取り付けなくても、研削盤上でUNITED GRINDING Digital Solutions™製品に直接アクセスできます。C.O.R.E.は、モノのインターネット(IoT)やデータアプリケーション向けの技術的な基盤を確立することに加えて、革新的で一貫性のある容易な操作を可能にします。

効率的な自動冷却潤滑剤送りのために新たに開発されたSmartJet®ノズルが標準装備されています。SmartJet®ノズルによって、今後は冷却を研削盤コントロールで制御できます。その際に使用するコアコンポーネントは、周波数が制御されたポンプと動圧測定ユニットです。体積流量を正確、かつ、粗削り、仕上げ、精密仕上げの処理に合わせて調整できます。冷却媒体は、研削砥石にあるマニホールド、および、流れが最適化された調整可能なノズルで送ります。「コンセプトが大変精密で効率的、そして、再現可能な冷却を保証します。」とマルティン・ハベガー(Martin Habegger)は強調します。 「S36にはこれらの最新研削技術がすべて搭載されています。お客様に大変優れた費用対効果をお届けします。」とハベガー(Habegger)は続けます。

2022年5月17日~20日にシュトゥットガルトで開催される研削技術業界の大規模見本市・GrindingHubに新しい研削盤を出展します。

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